山口 聡さん
Satoshi Yamaguchi

2011年4月入社 営業部

現在、社長の次の「古株」となった山口さんは、アプトの成長をリアルに体験してきている貴重な人材。企業の成長とともに、ご自身も驚くほど成長していることを日々実感されているそうです。今は営業の要として、活躍されている山口さんですが、「まさか自分が営業をやることになるとは思っていなかった」と、正直に振り返って語ってくれました。そこにはどんな「アプトミラクル」があったのでしょうか?


──
山口さんは新卒採用ではありませんよね? 前職は何をされていたんですか?
山口
半導体を作る会社でエンジニアをしていました。大学(工学院大学)で電子工学を学んでいたので、その知識を生かしたくてその道に進んだのですが、リーマンショックの影響で、急に職場環境が悪くなってしまったんです。私も含め、若者がごそっと地方の工場に移動になりまして・・・。
──
え?それは大変でしたね。差し支えなければ、もう少し教えていただけますか?
山口
とにかく仕事の内容も環境も、すべてが一変してしまいました。でも、こんなことは人生の中で滅多にないと、1年ちょっと頑張りましたが、だんだんと会社との「我慢比べ」みたいな感じになってしまったんです。
──
で、退職を決意された?
山口
ええ。このままこの仕事を続けても、将来の見通しも明るくないし、転職したいなぁ〜と思っていたちょうどその頃、山口社長から「うちでやってみないか」と声をかけてもらったんです。
──
そういえば、名字が同じ「山口」ですが・・・
山口
社長の山口とは親戚なんです。父同士が兄弟で。山口社長は、小さい頃から私の父にずいぶんと目をかけてもらっていたことを恩義に感じていたらしく、一肌脱いでくれました。あとで聞いた話なんですが、私の父は若い頃、山口社長のお父さんに、大変お世話になったそうなんです。ご恩返しというわけじゃないかもしれませんが、その息子である社長(正弘さん)の成長を助け、そして今度は社長が私の面倒を見てくれて・
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なんだか「恩送り」、「ペイフォワード」みたいですね。親戚同士の温かい絆を感じます。最初から正社員としての採用だったんですか?
山口
いいえ。その頃のアプトは今とは違い、「プロ集団」みたいな形でシステムを販売していたんですね。なので、私も最初は個人事業主として、アプトから仕事を外注してもらう形で働いていました。でも、会社の将来を考えた時、社員を採って、しっかり育てるべきだと社長の方針が変わり、今の東京八重洲のオフィスに引っ越したのを機に、社員として正式に採用されました。
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なるほど。そこにもドラマがありそうですね。
山口
その辺りは「アプト物語」を読んでください(笑)( >アプト物語のページへ )
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山口さんは最初から営業希望だったのですか?
山口
いえいえ、まったく! 昔から営業は「一番自分から遠い職業」だと思っていました。実は、人と話すのがあまり得意ではなかったので、一人黙々と作業できる電子工学の道を進んだくらいです。でも、アプトの営業は「とにかく気合いで売れ!」的な営業とは真逆です。営業というよりはお客様のお悩み解決というか、改善策の提供や、マーケティングのご提案が主ですから、自分の中での営業のイメージが徐々に変わっていったのかもしれません。
──
どうやって営業の仕事を覚えていったんですか?。
山口
他の会社で働いた経験がないので自分ではわかりませんが、確かに自分には合っていると思っています。もちろん「毎日が本番」ですから責任もあるし緊張感もハンパないんですけど、そこがまた楽しいというか。私が調べて「こうしようと思っているんですけど・・・」という提案を上司はちゃんと受け止めてくれるんです。

初めの頃はずっと社長に同行して、「じかに覚える」という感じでした。交渉の進め方、話の持って生き方など、「なるほど、こうやるのか・・・」という感じですね。
そのうち展示会でアプローチしした企業様に、一人で訪問するようになったんですが、担当者の方にどうすればもっと楽して結果を出してもらえるかを考えているうちに、気がつくと一人でも物怖じせずに話せるようになっていたというか・・・
──
楽しくなってきた?
山口
ええ。「俺って結構話せるんだな」って、自分でも驚いています(笑)
──
では、日常のことを教えてください。コアタイム制は働きやすいですか?
山口
はい! 自分の采配で帰宅時間をコントロールできるので、平日でもいろんなことができて助かっています。たとえば、病院に行くので5時半に上がったり、最近はあまりやってないですが、16時半に帰ることもできますから。
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有給の消化はいかがですか?
山口
1週間前に報告すれば、特に理由を聞かれることもなく、すんなりOKがもらえます。逆にもらえなかったことは今までに一度もありません。今はこれがフツーだと思っていますが、先日友人に羨ましがられました。周りに遠慮して有給が使えない・・・なんて話は聞きますが、アプトに関してはありませんね。
──
それでは最後に。どんな人に来てもらいたいですか?
山口
とにかく元気いっぱいな人! 私自身もずっとバスケをやってきたので、体育会系のノリがわかる方なら、さらにうれしいです。あと、体力がある方ですね。体力強化は今の自分の課題でもあるんですが、広い展示会をたくさん歩きますから(正直、疲れます(笑))、足腰丈夫で、人が好きな方はアプトの営業に向いていると思います。
アプトの営業は「契約してからが本番」です。制約してちゃんちゃんではなく、そこからがお客様とのつながりがスタートします。この面白さに気づいてくれる人なら、仕事は本当に楽しいし、毎日が変化でスリリングです。その変化が楽しめる方、待ってます!

山口聡さんの1日

9:15 出社
だいたいコアタイムスタートの15分前に出社するのが、今の自分のリズム
9:30
(コアタイムスタート)
メールチェック、本日のアポの確認、資料を揃えるなど、事務的な仕事を小1時間くらいやってから外出。今日は国際展示場で、新規顧客の獲得を狙います!
11:00
展示会へ。顔なじみが多いので、歩いているだけでお客様に出会う。
14:00
会場にて遅めのランチを食べていたら・・・お客様とバッタリ。食事をしながら、当社のシステムをもっと活用したいという相談を受ける。
17:00
帰社後、お客様について軽く打ち合わせ。詳しくは明日。

19:30
今日は実り多い1日だった。展示会場での出会いを整理しておきたかったので、今日は珍しく残業モード。でも、よほどのことがない限り、20時までには会社を出るように決めてます。